医療ウィッグの卒業の目安
2022.07.20 : 医療ウィッグ
医療ウィッグの卒業に向けてはそれぞれに目安があります
自毛が生え始めたときに
気になってくるのは
医療用ウィッグを卒業するタイミング
今までは頭皮が見えるらい
髪が少なくなっていた状態で着用する医療用ウィッグは、
逆にウィックのつけ心地が手軽だったりします。
実は
自毛が少ない方が、着用時に邪魔になることがないのです。
ところが自毛が生えてくると、
髪の毛をきちんとネットの中に入れないと、ウィックがズレやすくなったりします。
ウィッグの裏側のアピールポイント
サニーで販売している医療用ウィッグの場合は
ウィッグの下に専用のアンダーキャップ黒いアンダーネット等は必要ありません。
直接着用することができるのでつけ心地も良くフィット感も良いです
裏側のニットも柔らかく伸縮性があり
頭皮がむき出しになった状態の部分に直接当たる部分になります
ここが硬い素材や縫い目が当たって痛いと言うストレスがありません
これは
医療ウィッグを使う人にとても寄り添った部分だと思って、私自身も自信を持ってお伝えしている部分です。
しかし
自毛が生えてくると髪の毛が滑ってウィックがつりやすくなるのでウィックの下に黒いアンダーキャップやネットが必要になります
自毛が生えてきた時の悩みポイント
自毛が生え始めてから2センチ位までは良いのですが3センチ以上伸びてくると体の耳の前の部分や首下襟足の部分がはみ出やすくなり
ウィッグから見えてしまう場合があります
ここが自毛が生えてきた時の悩みポイントになります
はみ出てしまう自毛に対してはどう対処して良いか・・・みなさん本当に困ったり悩んだりしてます
この部分はウィック販売店で購入した場合は自毛のカラーリングなどの対応してもらえないので困る
美容室探しが始まる
もし地毛の色とウィックの色が違う場合
もしくは
自毛に白髪がある場合
つまり
生え始めた髪にカラーが必要な場合は、
美容室に行かないといけないタイミングとなってきます。
さらにここで悩みます
ウィックを使用する前に通っていた美容室に行きづらい
抗がん剤治療の場合は
治療についてあれこれ説明しないといけない
担当していた美容師さんが
医療用ウィックや
抗がん剤治療について
もしくは
脱毛症について
対応してもらえるのか・・・?
いえいえ、この部分では
知識があまりない美容師さんも多く
自分自身の医療用ウィックを卒業するに向かって
どうしていいかわからない
自分の髪の毛は
どういうタイミングでカットしたらいいのか?
どういうタイミングで美容室に行けばいいのか?
それすら
迷ったりする状況で
お客様の本音は
髪の毛を担当する美容師さんも
少しは知識を持っていて欲しい!!!!
というのが
医療用ウィッグを卒業する人の心理です
1番気になるのは
いつ自分の髪の毛でヘアスタイルを作れるようになるのか???
髪質・毛量が影響するウィッグ卒業
これに関しては
髪質や毛量など、元々の髪質!
そして
髪の毛の生えるスピード!
ショートヘアーが抵抗があるか?ないか?
これらを全て踏まえて、
一緒にこの先のヘアスタイルをどうしていくか、話し合います。
医療用ウィックを使っているほとんどの人が
ショートを経験したことがないと言う場合も多く
果たして
自分にショートヘアーが似合うのか?
ここが不安要素となります
必要であれば、ストレートパーマをかけたり、ふんわりパーマをかけたり
同じウィッグ卒業と言っても、やはり様々なのです。
しかし今の季節、とにかく暑いので
医療用のフルウィックは着用のフィット感が変わってきて早く脱ぎたい!
という言う気持ちが強くなってきます
そりゃあそうですよね〜
暑いんだから。少しでも涼を求めたくなります。
私が医療用ウィックのお客さんと関わってきて感じるのは
もともと自毛の髪の量が多い髪質の場合
髪の毛が生え方は生え揃うのも早いと感じています
ただ
前髪・分け目の部分・渦の部分
この辺は生え揃うのが遅い場合が多く
部分的なウィックでカバーできると、耳鳴りや襟足はすでに長さもあると
フルウィッグから部分ウィッグにチェンジできます。
前髪、分け目の部分・渦の部分がある程度の長さが伸びてくるまで
ここからやく半年くらい必要となることもあります。
この半年、もう少しフルウィッグで我慢するか
部分ウィッグにチェンジするか
ここはお客様の判断に委ねています。
ウィッグの卒業不安なら段階を少しずつ経て!
でも一気にチェンジするのも勇気が要るという場合は
まずは毛量を調整して整え
↓
その次に、髪色や白髪をカバーするマニキュアやカラーで脱毛前くらいの髪色にして
↓
その後、卒業
っと
それぞれの段階を2ヶ月ごとくらいで進んでいく方もいます。
まずは自分の目を慣らして
その次に
家族の目を慣らして
それぞれにペースがあると思います。
そこのしっかりお客様のペースを聞きながら進めていきます。
まだ無理!って諦めず
「私の場合はどうですか?」
「まだ先かもしれないけど、一度自毛を見てもらいたいです」
そんな感じで相談のお問い合わせをよくいただきます。
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